コロナで別居親子の面会が途絶・・・家裁審理も進まず
コロナウイルスの感染拡大の影響で、別居する親が子供と会う「面会交流」が途絶えるケースが増えているようです。
(2020年5月新聞記事より抜粋)
子への感染を恐れて同居している親が面会を拒む場合が多いのですが、家裁の調停も感染の影響で取り消され、協議が進まないことも一因になっています。
東京都内に住む30代男性は、離婚調停中の妻から「子供を危険な目にあわせたくないので面会はさせられない」と言われ、3歳の長女と会えずにいるそうです。
双方の弁護士が協議しているようですが、次回予定は定まらないまま。
「娘が自分の顔を忘れないだろうか。胸が押しつぶされそうになる」
この気持ち痛いほど分かります・・・。
まさに私も当事者です。
現在進行形で離婚調停中の夫婦は、同居親が片方の親に子供を会わせたくないという感情的なところもり、コロナを理由に会わせないとするケースもあるかもしれません。
私もコロナの影響で、子供との面会が2020年2月から延期となっていました。
ただし元ヨメと交渉し、
「延期になった面会分は、先送りして追加面会として実施する」
「延期中は会えない代わりに、週1で子供とテレビ電話を実施する(通常時は隔週)」
の2点を約束してもらい、なんとかやっています。
子供とはスマホ越しではありますが、週1で30~60分程度話せるため、通常時よりはコミュニケーションを増やすことができています。
5才になった子供自身、寂しがるそぶりもなく楽しく会話しています。
2020年7月には一度だけ面会をすることができました。
緊急事態宣言が解除され、感染者数が横ばいから再び増え始めたときです。
コロナ前は4~5時間だった面会時間を1時間に短縮し、一緒に食事などもできませんでしたが、元ヨメも思い切って会わせてくれたのでこれには感謝しています。
コロナウイルスなどなければ今まで通り月1回の面会ができていたらと思うと、やりどころのない気持ちでいっぱいです。
ですが、実際に未知のウイルスへの感染リスク、子供の健康を考えるとしかたがない部分もあります。
無理に面会をして子供が感染してしまったら目も当てられません。
かといって感染者数は減りそうにもなく、どういう状態になれば面会が再開できるのか・・・。
今では元ヨメも面会を前向きに考えてはくれていますが、2人の悩みとなっています。