「共同親権」新制度検討
今まで過去の出来事を時系列に書いていますが、ここでちょっと休憩です。
政府が、離婚後に父母のいずれか一方が親権を持つ「単独親権」制度の見直しを検討しているようです。(2018年7月)
離婚後も双方に親権が残る「共同親権」を選べる制度ということで、離婚、親権、面会交流で悩んでいる男性にはいいニュースではないでしょうか。
調べてみると、共同親権という議論は2010年頃には既にあったようですね。
これには私も大賛成です。
子供が小さいとほぼ母親が親権を持ちます。
親権をもっている方の都合や思い込みで、会わせないほうが子供のためだなどという主張がなされ、父親母親の大人2人の感情の拗れで子供が片親に会えないということをよく聞きますし、私の嫁もこれを主張しています。子供にとっては不利益なことと思います。
このような拗れから、大きな事件にも発展したニュースもありました。
親同士の関係と親子関係は別物であるべきです。
やはり子供に対して、父親にしかできない役割、母親にしかできない役割があると思います。離婚後の環境が祖父母などが加わって人数的には賑やかになっても、片親であるということはどこかで子供の心に影を落とすのだと考えます。
私自身、小学生などの小さい頃、両親が離婚することを想像しただけで嫌だったことを覚えています。
父と母が大ゲンカをして、母が家を出ていったときなどは子供心にパニックになり悲しい思いをした記憶もあります。(30分ほどで戻ってきましたが)
ちなみに父親不在の場合の、言われている子供への影響、デメリットです。
・母子融合 (長期間の母親への依存。やがては母親に支配的、攻撃的になる)
・万能感と自己顕示性
・不安やストレスへの弱さ
・三者関係の困難
・向上心の阻害
・性的アイデンティティの混乱
・親になることへの不安
かといって世の中には親御さんが片親でも立派にされている方は多くいらっしゃると思います。あくまで参考でした。