同居再開から15ヶ月・・・義両親との話し合い
続きになります。
ようやく騒ぎが落ち着いて一段落しました。
一段落といっても、ヨメが子供を連れて家を出て行って落ち着いた形です。
おそらくマンション隣室のママ友の家に、子供を連れて駆け込んでいるだろうことは容易に想像ができました。
隣室のママ友はヨメが仲良くしているママ友で、私の子供のちょうど1才上の男の子もいます。
なんと言ってお邪魔しているかは分かりませんが・・・もうどうでもいいとさえ思います。
自宅はようやく静けさを取り戻しましたが、まだ頭がボーッとします。
そのうち戻ってくるだろう思い、定位置のソファーで待つことにします。
途中で実父から電話がかかってきました。
どうやら義父から実父に連絡が行ったようです。
なにかいろいろと義父から言われたようですが、「とにかくお前が家を出ることはない。」ということを言っていたと思います。
・・・ヨメは夜になっても戻ってきません。
夜遅くまで子供を連れ回すことはないので、そのうち戻ってくるだろう・・・。
呑気にソファーに腰掛け、ゲームをしながら時間を潰していました。
「おう」
(ふぁっ!!!?(゜Д゜))
一瞬、心臓が飛び上がりそうになりました。
なんと遠地に住んでいる義父が急に目の前にあらわれたのです。(゜Д゜)
(マジかよ・・・こうなっちゃうか・・・)
ここから義両親の家まで車で2時間以上もかかりますが、騒ぎを聞いて心配した義父母が高速を飛ばして東京までやってきたのでした。
ヨメが泣き叫んでいたこと、子供も泣き叫んでいたこと、私が電話を固辞したことなど、状況から考えるとやむを得ないと言えます。
また、ヨメはママ友宅に非難していることもあり、完全に私が加害者の図です。
義父「ちょっと話すか」
私「・・・はい」
義父と私がテーブルに座り、義母とヨメがリビングに入ってきます。
子供だけはまだママ友の家にいるようです。
状況的にもう離婚へのカウントダウンは免れないことを覚悟しました。
義両親に経緯を話して謝罪し、なんとかこの場をおさめる気も起きませんでした。
今日のことで完全にヨメへの気持ちが萎えていたからです。
さらにヨメの顔を見ると、止められない怒りの感情が沸いてきます。
最初、義両親は私たち2人へ経緯を聞いてきましたが、私とヨメが敵意むき出しのやりとりを始めたため、義母が仲介する形をとりました。
私は結婚当初、新しい父親と母親ができたことが嬉しかったですが、いろいろと経緯もあって2人を信用しなくなっていました。
・ヨメが実家に依存していること。(これは義母の責任もあると思っています)
・以前、子供がいい子に育っているのはすべてヨメのおかげだと、義父が私に発言したこと。
・義父母からヨメ宛の絵はがきに「私たちは○○ちゃん(ヨメの名前)の味方だからね」と書かれていたこと。
・子供の連れ去りを含めた、夜逃げ同然の別居を義父、義母、ヨメからされたこと。
・義父は継父であり、最終的には義母に頭が上がらないように見えること。
・義父も義母も離婚経験者であること。(ヨメがやたら離婚離婚と言うのはこの辺の価値観もあると思っています)
この場も完全に1対3の構図です。
このような前から持っていた心情と、さきほどの大騒ぎの感情が蘇り、義父に「あなたに話すことはない」と言ったことを覚えています。
ヨメも少しビックリしていたかもしれません。
義母が言います。
「もうあなたたちは合わないんだから。離婚したほうがいい!離婚で決まり!」
静寂が走ります。
私はその日の状況からなにも言えませんでした。
ただ、私とヨメには2才の子供がいます。
離婚になった場合、その子は苦労するかもしれません・・・。
2才で両親が離婚するという事実をその子の立場で考えるとすごく胸が痛みました。
同時に、そんな大事なことを(あなたが一言で決めるな!決めようとするな!)と義母に対して怒りを覚えました。
ですが15ヶ月前、別居から同居再開を許可してもらい、もう一度チャンスをくれたのも義父母です。
それゆえ、私を信頼して、ヨメを私のもとへ送り出した義父母には申し訳ないという感情もあります。
期待に応えられませんでした。
このあと、離婚協議を進めるにあたり、この家をひとまず出て行ってくれないかと義父母から提案されましたが断りました。
私的にはこんな状況になってしまいましたが、まだ家族3人でやり直す道を模索したいという思いがあったからです。
私が出て行けば、ヨメは私が家に寄りつくことを許さず、なし崩し的に離婚へ進んでいくでしょう。
また、そもそもムダな出費をして、いまさら賃貸に住むという発想はありませんでした。
これ以上は平行線になり、夜も遅くなるため義父母は帰路につくことになりました。
ただ離婚だけが決まりました・・・。
子供が義父に抱っこされて戻ってきます。
昼間は泣いていた子供ですが、義父の肩越しに私と目が合い、「パパぁ~~」と無邪気に笑顔で手を振ってきます。
私も笑って手を振ります。
今この場で話をしていた内容を考えると、子供の笑顔が本当に辛いです。
些細なケンカからこんな事態に発展してしまいましたが、後悔先に立たずです。
悔しい気持ち、悲しい気持ち、これからの不安な気持ちを抱え、一日が終わりました。
とんでもなく疲れた一日でした。