別居再開から17ヶ月・・・【離婚調停9回目】離婚調停成立【今日からバツイチ】

別居再開して17ヶ月目になりました。 (2019年10月頃になります)

9回目の調停です。

 

先週子供との面会交流がありました。
上野国立科学博物館で子供と楽しく過ごすことができました。

週が変わり調停となります。
前回までに裁判官の同席もあり、離婚条件の取り決めもいよいよ大詰めです。
あとは面会条件を合意するのみとなります。

何度も弁護士事務所へ足を運び、離婚条件の知見を蓄え、自分なりに納得のいく条件を考えてきたつもりです。

もしかすると相手のようにこちらも弁護士を立てたらもう少し有利な条件にできたのかも知れません。
ですが、弁護士に大金を払ってバチバチやり合うのは心情的にありえませんでした。
これはこれで仕方なかったのだと思います。

 

季節も10月になり肌寒くなってきました。
秋の装いを見せつつある日比谷公園を通り家庭裁判所に向かいます。

今回も裁判官の同席があり、話し合いというよりは、もう離婚条件の最終確認という流れになっています。
前回は私が条件にペナルティを盛り込んでいましたが、その部分を削除するなど私なりに妥協した点、そして妥協できない点を伝えました。

その後ヨメ側の確認になり、私は待合室で待機します。

再度呼ばれ、ヨメ側からどうしても承諾できない部分を伝えられます。
ここでお互い合意できなければ調停不成立、裁判への移行もあると調停員からほのめかされています。

相手のペースで進んでいるようで少し気に食わないところもありますが、ヨメが面会条件をすべて飲まないことは想定の範囲でした。

あとは私がそれでOKとするか、拒否して裁判で争うかの2択となります。
本当に2択しかないのか?と自分に問いかけたくもなりますが、時間をかけることはもう子供のためにはならないという考えがありました。

裁判で争って月1回の面会条件になってしまうよりも、それよりも手厚い条件の今、合意しておくほうが得策という思いが強くなりました。
宿泊など相手が認めないものは、時間をかけて交渉していくしかない、相談した弁護士の言葉が浮かびます。

「・・・分かりました。これで合意します」

「合意でよろしいですか?」

「はい」

「条件の合意が双方できたということで、離婚が成立となります」

合意した条件は以下となります。

 

調停調書

・本日離婚が成立。
・長男の親権者を母とする。
・毎月○万円の養育費を長男が20才になる年の年度末まで支払う(大学に進学した場合は22才まで)
・長男の進学、病気、事故等による出費は双方協議のうえ定める。
財産分与として○円を支払う。
・年金分割についての請求すべき按分割合を0.5と定める。
・毎月1回、第○日曜日○時~○時(4時間)までの間、面会交流することを認める。
(相手方の実父が希望する場合は、面会交流においてその同席を許容する)
・面会交流とは別に、学校行事について事前に予定を連絡し、参加を協議する。尚、入学式、卒業式(卒園式)、運動会、授業参観については必ず参加できるものとする。
・さらに毎月の面会交流とは別に、3月、8月、12月には同条件でさらにもう一回、面会交流を実施するものとする。
・さらに年1回以上、宿泊(1泊2日)を伴う旅行による面会交流を実施するものとする。
・長男と相手方だけとの宿泊を伴う面会交流については、長男の心身の状況に配慮し、別途協議する。
・相手方は、長男と隔週で1回あたり1分から5分程度を目途に、テレビ電話を実施することができるものとする。
・申立人は、離婚後も婚氏続称し、相手方の姓を名乗るものとする。長男も、申立人と同じく相手方の姓を名乗るものとする。

 

これで離婚成立となりました。
考えることは子供のことだけ。親権者でなくなることはやはり寂しいです。

面会条件は状況から見ても妥協できる内容になったと思います。
今までの年12回の面会の他に、面会3回の追加、年1回の旅行、さらに学校行事への参加、隔週のテレビ電話を盛り込むことができました。

長かった調停も終わり、少し肩の荷がおりたことは確かです。
毎月支払う養育費は婚姻費よりも安くなりますし、これからは毎月の調停のことを考えることもありません。

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調停終了後、帰路の日比谷公園から見上げる家庭裁判所

最初の別居から3ヶ月で同居再開、同居再開から14ヶ月で再び別居、そこから17ヶ月で離婚となりました。
いろんなことが思い出されます。

子供と離れて暮らして17ヶ月・・・最初は身が引き裂かれるような思いもありましたが、1人の時間にもようやく慣れました。

ヨメとは一生添い遂げる気持ちで結婚しました。
でも結果、離婚という結果になり、うまくいきませんでした。

私は結婚に向いていないのかもしれません。
やはり生活の中でまだ自由と癒やしを求めてしまうところがあります。
ヨメはヨメで極端で、なによりも子供が最優先という考えの人でした。

いろいろあって相手に幻滅や憎しみの感情が生まれたことも確かです。
ですが、かわいい子供を産んでくれたことは今でも変わらず感謝しています。

これからバツイチ同士、子供の親であるパートナーとして、信頼し合い協力して子供をサポートしていければと強く願います。

今日はもうあまりいろいろと考えたくないな~。
一つの大きなことから解放された気分です。

正式にバツイチの称号を手に入れた記念日・・・。
相談に乗ってくれていた友人と報告も兼ねて飲みにいくことにします。

 

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