別居再開から17ヶ月・・・子供との面会交流(第16回)2ヶ月ぶりの東京!今日は上野国立科学博物館!
別居再開して17ヶ月目になりました。
(2019年10月頃になります)
離婚調停も大詰めとなってきました。
良いか悪いか、その様子とは関係なく面会は淡々と行われます。
少し前にヨメから今回の面会の提案を受けていました。
今回は上野の国立科学博物館を指定してきました。
おお・・・上野国立科学博物館。
子供が2才のときに3人で行ったことがあります。
ティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜の化石を始め、あらゆる動物や植物の標本が印象的でした。
初めて巨大な恐竜の化石を目の当たりにした子供が「すごいすごいー!」とはしゃぎ回っていたのを覚えています。
このタイミングでまた行けると思っていなかったのですぐにオッケー。
当日は東京駅で待ち合わせることに。
面会交流(第16回)
出発の準備をしているとヨメからLINEが・・・。
子供トイレで予定より30分ほど遅れるとのこと。
このタイミングのヨメからのLINEはドタキャンではないかとビクビクします。
遅刻くらいなら全然OKです。
しばらくするとまたLINEが。今度は25行ほどの長文です。
もう、なになに~~(-_-;)
心臓に悪い。
子供が先週イクラを初めて食べて強いアレルギー反応があり、検査結果が出るまで医者から魚卵系を食べさせるなと言われている、風邪症状もあってまだ咳をしているので体調によっては切り上げるかもしれないので子供の体第一でよろしく。
という内容。
了解(´д`)ゞ
少し子供の体調が不安ですが、とにかく東京に向かっているということで安心しました。
父親はとにかく子供に会えてなくて寂しいのです。
東京駅8時30分、新幹線からの乗り換え改札。
自動改札機を不思議そうに横目に見ながら笑顔でソウちゃんが登場。
嬉しそうに笑ってくれますが、恥ずかしいのか母親の後ろに隠れます。
聞けば東京へ向かっている新幹線の中、「パパ駅にいるかな~博物館かな~」と言っていて、ヨメが博物館じゃない?と答えると「やだ駅がいい~」と言っていたとのこと。
・・・とりとめもない会話ですが、子供とのコミュニーケーションに飢えている身としてはこれだけでも癒やされます。
ここから山手線に乗って上野駅へ移動。
一緒に電車に乗る時間も私にとっては貴重な時間です。
ソウ「ボク上野行くんだって~」
私「うん、上野着いたら教えてね」
駅アナウンス「御徒町~御徒町~」
ソウ「オカチマチだ。お菓子だお菓子~」
上野駅から博物館に向かいますが天気はあいにくの雨。
9時会館前に到着。少し並びます。
とにかく博物館は広いのでヨメとどういうルートで回るか相談します。
地球館とか日本館とかあったなー。
ソウ「ねぇちょっとぉ。妖怪がよかったな~。ねぇママ~妖怪が」
地球館の地球史ナビゲーターというところからスタート。
地球の歴史が大ビジョンで音楽と映像に乗って紹介されています。
アニメーションで流れる古代から現代の人々の暮らし、古代人の人骨などの標本にソウちゃんもテンションが上がってきます。
ソウ「ヤギ食べてた」
ソウ「今洗濯ものしてた」
ソウ「はやくぅ、これだけじゃないとこ行こうよ~」
あとはルートのままに進みます。
生物の多様性、科学と技術、地球上の動物、宇宙など自然のしくみ、恐竜、生物の進化など大人もかなり楽しめます。
日本館も気になりますが、14時とかには解散予定、時間もなく今日は地球館だけを楽しみます。
恐竜大好きソウちゃんは恐竜エリアではやはり興奮気味。
恐竜エリアに入るやいなや展示物に圧倒されます。
ソウ「すっごいなぁ・・・」(真剣な顔で)
2才のときは「すごいすごいすごいすごいー!」と叫んでいましたが、4才になればこの落ち着きです。
ただしばらくすると走り回るのは2才のときと変わっていません。
1Fから3Fまで植物や陸に生きる生物から海洋生物まで多くの剥製が展示されており圧巻です。
4才のソウちゃんにはとても良い教材になっていることでしょう。
地球館のあと、吊り橋やトンネルなどの遊具で遊べ、知育玩具や教材が設置されている有料エリアに行きます。
期間限定なのでしょうか。たまたま見かけ、面白そうということで入ることになりました。
昆虫や植物のレジン(樹脂)標本がたくさんあり、とても楽しめました。
虫眼鏡が用意されており、興味深く1個1個の標本を覗き込むソウちゃんがとてもかわいかったですね。
運動して頭を使ったあとは館内のレストランへ。
面会ももう終わりか~。時間が経つのは早いものです。
ヨメから先日開催されたという保育園運動会のムービーをいくつか送ってもらいました。
運動会行きたかったな~離婚成立後は参加できるのかな・・・。
最後に売店へ行きます。
ソウちゃんが大好きな恐竜のグッズがこれでもかと陳列されています。
ソウ「どれにしよっかな~」
私(買ってもらうのが当たり前になってんな・・・)
買ってもらうことが当たり前ではないことを教えないといけないのですが、逆に買ってあげる機会が月1回しかないため、それを伝えるのがなかなか難しいです。
結局、今日も恐竜のフィギュア詰め合わせを買ってあげるのでした。
まだ少し時間があるため、博物館近くの噴水公園へ。
広い公園の中央には噴水があり、人々の憩いの場となっています。
走ることが好きになってきたようでパパと競争したいと言い出すソウちゃん。
また、保育園で流行っているというダンス?を急に踊り出します。
元気いっぱいです。
公園で3人で過ごしていると家族を実感します。
端からみると普通の家族に見えますが、実は訳あり家族という現実。
そしてそろそろ面会も終了の時間になりました。
帰る方向が反対なので上野駅で解散となります。
帰り際、ソウちゃんが私の人差し指をなかなか離してくれません。
笑いながらも「パパと一緒に住みたいよ~」と言ってきます。
嬉しくも胸が締め付けられる一言。
私もどれだけ一緒に住みたいか・・・。
ヨメ「じゃあママと離れてパパんち行く?」
ソウ「パパがこっちきて5人で暮らす」
・・・・・・そう言ってくれるのは本当に嬉しい。でもあの義父母とは住めないし向こうも住みたくないでしょう。
(-_-)
このままソウちゃんを持って帰りたいくらいですが、パパは東京でお仕事があることを説明し、また遊ぼうねと別れを切り出します。
駅の改札を通り抜けて振り返ると、今日はずっと私を見て笑顔でバイバイしてくれていました。
別居から1年3ヶ月続けてきた月1回の面会交流。
私にできることは今よりも子供との時間をつくってあげること。
できるだけ笑顔でいさせてあげること。
これが離婚前の最後の面会になります。