別居再開から4ヶ月・・・離婚条件について弁護士に回答する
別居再開して4ヶ月目に突入しました。
(2018年8月頃になります)
少し前にヨメ弁護士から「離婚条件について」という書面が届きました。
そこには財産分与や面会交流などについて書かれていました。
これに対して私の考えを相手に回答する必要があります。
子供と会って、やはり今の段階では離婚はしたくないという気持ちが強くなりました。
ヨメとの関係はまったくといっていいほど良くありませんが、子供とのこともあり、私の中で「離婚」を決意できるまでには至っていません。
そうすると結論とは言えませんが、今の時点では「先送り」という答えが出てきます。
「先送り」と言うと「問題の先送り」のような感じで前向きな言葉ではないかもしれませんが、要は「牛歩戦術」です。
速やかに離婚の答えを出すことは私にとってメリットがあるとは感じられません。
相手の要望に対して、のらりくらりとかわしたい理由はこんなところでしょうか。
■復縁を目指すべきか・・・離婚するべきか・・・迷っている。自分の中で整理できていない。
■時間が経てばヨメの考えが変わるかもしれない。
■マンションの価値が下がったほうがヨメに支払う金額が少ない。
(私は離婚しても住み慣れたマンションを売却するつもりがなく、もし財産分与の対象になる場合、価値が下がったほうがヨメに支払う金額が少なくてすむという計算も働いています。東京オリンピックが決まっていることもあり、私の住んでいるマンションの価値はあがっていました。)
■共同親権の見通しが気になる。
(離婚後もより多く子供に関われるであろう共同親権・・・新聞などで議論が進んでいる記事を見ますが、近い将来に法整備されるのであればそれを待ってからでも遅くはありません。)
離婚条件の回答について
2回目の面会交流が終わった後、「離婚条件の回答について」という書面をヨメ弁護士に提出しました。
以下の内容になります。
同居再開を第一に希望する
この一番の理由は子供がまだ3才であるということです。
まだ幼い子供にとって父親と母親は必要と考え、これが離婚を拒否する大きな理由となります。
親同士の関係と親子の関係は別物であり、子供の健全な発達のためには双方の親との十分な関わりが必要です。
子供は双方の親から各々の視点で世界を紹介され、それを吸収、整理しながら健全な成長をしていくと考えます。
現在、子供は両親の喧嘩に直面することもなく、東京に住んでいた頃と比べて多くの人に囲まれて暮らしており、一見幸せかもしれません。
しかし長期的に考えた場合、本当にそれでいいのかと考えます。
私は離婚における子供へのメリット・デメリットを考えた場合、デメリットのほうが大きいと判断しています。
もう一度3人でやり直せるように、当然ながら自分の非は認め、お互いが歩み寄れることを強く願う、という内容を伝えました。
やむをえず離婚した場合
話し合いの末にやむをえず離婚決着で進む場合は、以下を希望します。
・面会は月2回とする。(面会場所は一カ所ではなく、複数箇所とする)
・月2回のうち1回は父親と外泊(主に父親宅)
・子供の入園式、入学式、運動会、参観日等への出席(面会月2回の内数とする)
・面会は父親だけでなく親類も可とする
・外泊宅は父親実家も可とする。
これから1年の面会回数は24回になります。
※財産分与や解決金については今回の回答から除外
共同親権について
そして最後に「共同親権」についても触れておきます。
まだまだ法整備前の段階であり、すぐには適用されるものではないと理解しています。
ですが、離婚協議が長期化する場合、「共同親権」も視野に入れて考えていますということを相手には伝えておきます。
※共同親権が選択できた場合の協議内容(参考)
・時間的、生活的な理由もあり、生活拠点は片方の親に委ねられる。
・非同居親は子供と会える日が限定されるため、子供の夏休みの一部や年末年始は非同居親と過ごすなどの調整をする。
・子供の進路や生活については双方協議のうえ決める。
(進学先、保護者承諾が必要な医療行為、習い事、未成年時の決めごとなど)
念のため、現在月1回行われている面会交流について、3人で大変有意義な時間が過ごせていると実感、継続して実施を求めることも付け加えておきました。
とりあえず今の自分の考えを伝えることはできたと思います。
面会交流の条件については相手の出方をまずは見るという感じですね。